* tomovoz diary *

- - 池田朋子♪ 公私ごちゃまぜの時々記です - -
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水下きよし お別れ会/武蔵屋祀り

[翌日更新] 長文ですので余裕のある時にどうぞ^^;。

1月24日、嗚咽しながら更新し、とっ散らかったブログに、
「明日からは、ちゃんと…」云々書いたのですが、無理な話で、
暫くは泣いても泣いても…洗顔中さえも…涙止まらず、
化粧水や乳液と涙が混ざって困ったり、化粧も何度もやり直したり、
葬儀の時は勿論、その後も気を抜くとスグに涙が出てきてしまって、
涙って涸れないんだ…と気付かされる日々でした。

しかし、今日、一日の終わりには、
もう泣く必要はない、もう泣くべきでない…と、心から思えました。


花組芝居主催の『水下きよし お別れ会/武蔵屋祀り』に
参加させて頂きました。

大雪の中、劇団関係者様方が一生懸命に準備して下さった事が伝わる、
素晴らしい会でした。

会場前の道は隅々まで綺麗に雪かきされていて、
入口では水下さんのご贔屓様方寄贈の武蔵屋暖簾が
お出迎えしてくれて、そこで先ず心が震えました。
ロビーの水下さん写真展は、泣いてしまうと喉鼻のコンディションに
影響するので、役目を終えるまでオアズケ。
会場内に入ると先ず目に入るのは、
水下さんの印象的なお役“青嵐”(龍)が遺影を咥えるような豪快な祭壇。
私達夫婦がお花屋さんと相談して青嵐のイメージで作って頂いた供花も
水谷八重子さんのお花のお側に飾って頂いていました。
壁には水下さんの舞台衣裳が一面にディスプレイされていて、
一つ一つ思い出深い物でした。
水下さんお気に入りの私服や、台本等の資料も展示されていました。
そこかしこに水下さんの紋“飛び蝙蝠”もあしらわれていて、
劇団関係者の皆さんの愛が溢れる、本当に素晴らしい空間でした。

恐れ多くも座長さまより仰せつかった献歌のサウンドチェックの為、
開場1時間前に会場入りし、音響は数々の大劇場での公演を
担当されている大ベテランの清水吉郎さんで、
普段の音楽仕事とは違う世界を感じつつ、
気持ち良く演奏させて頂きました。

開場後、会場内では水下さんの花組芝居公演ダイジェスト映像が、
ロビーでは“弾丸列車”や朗読会など花組芝居以外の公演の
ダイジェスト映像が上映されていました。
後程、祀りにて上映される水下さんのお歌と踊り特集も含め
編集を担当された西垣克啓さんの短期間での大仕事にも感服しました。

祀りは、司会の潤さんの進行で、座長さまのご挨拶に始まり、
水下さんのイタズラと思われるハプニングありの献杯に続き、
水下さんのお歌と踊り特集の映像で盛り上がり、
所縁の方々によるトーク等々、基本、笑いに包まれていました。
(水下さんの流石の人脈で、著名な方々が沢山お集まりでしたが、
念の為(?)劇団関係者様以外のお名前の記載は割愛させて頂きます。)
終盤の桂さんと潤さんによるお手紙代読と、
座長さまによる水下さんが書かれた文章の朗読&ご挨拶では、
堪え切れず涙が溢れました。

先週のお通夜と告別式の参列者数を踏まえて、
祀りは【一般の部】と【演劇関係者の部】の二部制に変更され、
ドチラも満員状態でした。

そんな中、献歌をさせて頂く事は大変光栄で僭越至極でしたが、
殆どの方に「この人、誰??」と思われてしまう空気の中で、
水下さんと座長さまの沽券にも関わるので良い演奏をしなくては…、
泣かずに歌い切らなくては…という史上最高のプレッシャーと闘いつつ、
しかし、このような経験をさせて頂ける事に感謝しきりでした。
本当に、生放送のテレビやラジオや数千人規模のイベントや
大切な人の結婚披露宴、等々よりも・・・初めて感じる緊張感でした。
しんみり重たくなってしまうのも水下さんらしくないので、
水下さんの好きなボサノヴァから、水下さんと以前、演奏の中で
訳詞の朗読と歌という形でコラボレーションさせて頂いた
思い出の曲を中心に、ギター弾き語りで歌わせて頂きました。
一部では静かに演奏をお聴き頂く形でしたが、
二部では折角、舞台人の方々が集合されていますし、
笑いっぱなしの楽しい会になっていましたので、
座長さまにご快諾頂き、皆さんで歌える曲を
(いつもテレビや舞台で拝見している方々に恐れ多くも)
歌唱指導も交えて、ご一緒に歌わせて頂きました。
場に相応しいか否か判断の難しい曲かもしれませんが、
明るく軽快なメロディから、現状の悲しみに打ち克つ為の
前向きな曲と解釈して、セレクトさせて頂きました。
流石!腹から声を出し慣れているパワフルな歌声と歓声で、
水下さんの素晴らしいお仲間達と大合唱させて頂いている事への
様々な感情に、胸が熱くなり、涙を堪えながら、何とか完唱しました。
演奏後、座長さまはじめ劇団関係者様方からお礼の言葉も頂戴し、
初対面の方々がハグや握手で迎えて下さり、
こんな私でも少しはお役に立てたのかな?…だといいな、と。。。
ただ、本当に不思議なのは、水下さんのように
新聞各紙に訃報が掲載される程の俳優・演出家であれば、
沢山の一流の音楽家さん達と関わってこられたはずなのに、
日程の都合が付かなかった方もおられるのだろうとは思いますが、
何故、最終的に私一人にこのような大役が巡ってきたのだろうかと…。
当初ご指名を受けた時には、何人もの演者さんが順番に専門分野の
パフォーマンスを披露される中の一人だと思い込んでいたのですが、
自分だけと気付いた時には…辞退の余地は無かったですね^^;。
水下さんが「朋子もっと頑張れ!」と叱咤激励してくれている気配を、
座長さまが感じて下さったのかな…と、そんな気もしています。

役目を終えた後、一部では演奏準備で観られなかった
水下さんのお歌と踊り特集の映像で、
皆さんと大いに盛り上がりながら、大音量に紛れて号泣しました。
歌い終わるまでオアズケにしていたロビーの写真展も解禁し、
案の定、涙々。。。そして、存分に鼻をかみました。

歓談中には洋さんが、
水下さんへの献杯で開けたレミーマルタンを持って来て下さり、
大切なお酒を皆さんで一口ずつ回し飲みする事になったとの事で、
お話もした事のない或るお方が、「無くならない内に
池田さんには絶対に飲ませてあげなきゃ」と言って下さったそうで、
早めに私の所に回しに来て下さったと伺いました。
心して飲ませて頂きました。心身にジワーッと染み渡りました。
その方に直接お礼を言えませんでしたが、お心遣いに感謝しています。

水下さんが、懐かしい友達と再会させて下さり、
今までご挨拶程度の交流だった方と深くお話しさせて下さり、
初対面の方と親しくさせて下さり、沢山のご縁を繋いで下さいました。

改めて、水下さんと私を出会わせてくれた
花組芝居・元制作スタッフの多田ちゃんに、心から、ありがとう。

今漸く実感し始めている事は、もうこの世で会えない悲しさよりも、
出会えた喜びの方が何倍も大きいという事です。

座長さまが朗読された17年前に水下さんが書かれたという文章に
…記憶は曖昧ですが…、
生きている者が、笑って、幸せに、日々懸命に過ごす事が、
先に逝く者への一番の供養だ…というような言葉がありました。
それを実践できるよう、今度こそ、
明日からは、ちゃんと生きていきたいと思います。

水下さんへの感謝の気持ちを胸に、笑って生きたいと思います。

--

座長さまはじめ花組芝居関係者の皆さまは、
計り知れないご心痛を抱えながら準備をしてこられたと思います。
当日も其々のお役目を心を込めて務め上げて下さいました。
明日の展示会終了後の後片付けも大変だと思いますが、
一先ずは、今日の素晴らしい会を、本当に、ありがとうございました。
水下さんの優しさに包まれているような、本当に温かい会でした。

ありがとうございました。

青嵐の祭壇
青嵐の祭壇

供花
私達夫婦からは、こんな感じでお花を贈らせて頂きました。
楽屋見舞いやロビー花はいつも立札の名前は自分の方を小さく書いてもらうのですが、
青嵐のイメージを伝えたり、他にも相談させてもらう事が色々あった為、
お願いするのを
ウッカリ忘れてしまいました>_<;。ゴメンなさいo(_ _)o。


悪清@天変斯止嵐后晴 五十嵐伝吾@日本橋 朱の盤坊@天守物語 青嵐@百鬼夜行抄 ドクトル・ベスナー@ナイルの死神
大きな衣裳たち…のホンの一部

献歌中2 献歌中1
献歌中…(水下さんと私の間に虹色の光が☆)

お土産
お土産〜武蔵屋紋“飛び蝙蝠”入りの枡と大西信之さんによる水下さんの似顔絵〜

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☆座長さまより貴重な情報☆
 

今年は水下さん追悼公演を二本打つ!とのコト!
6月は花組HON-YOMI芝居で懐かしの名作『南北オペラ』!大好きな作品!
9月はBoroBon企画&花組芝居『ノータリンベイビーズノーリターン』
共に、二子玉川 セーヌ・フルリにて!!

花組芝居
http://hanagumi.ne.jp

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2/10 up !
お別れ会/番外編〜茨の道!?〜 へ…続く ?_?


 

| 朋♪ | - | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -









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